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Titanium Mobileって、一体何が出来るの?

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「何でもできるよ」

「ベンダの人って、みんなそう言うのね…」

回答

そう、それがリーマンの哀しみなんだ。口を開けば言葉は裏切る。キミを傷つけるつもりはなかった。男は(頭がトンでると思われるとキツいので心の中で)そうつぶやくと、ポケットからiPhone 4Sを取り出した。ホーム画面のアイコンの場所まで覚えている。男はポケットの中ですでにそのアプリを起動していた。スプラッシュ画面と起動ダイアログが続けざまに画面に浮かび上がる。上品にいえば、まるで夢のように。

「…まさか!?」

「そう、こいつだ。台所のシンクにある全ての流れるものはそこへ流れ込む。ひとつ、またひとつ、死のように確実に」

「…キッチン、シンク…Titanium Mobileの機能を全てブッこんだ見本アプリ…」

「嘘はつきたくないんだ。Titanium Mobileはそんなに速度は出せない。FPSみたいなのは大得意ってわけじゃない」

「そんな…」

「もちろんQuickTiGame2dみたいなモジュールでさくっとゲームくらい余裕だけどね」

「ウソ!?縦シューのゲームがたったこれだけのプログラムで!?」

「自分の目を信じるんだ。もちろんこれはQuickTiGame2Dみたいな強力なモジュールがあってこその機能で、標準でそこまでイケるってわけじゃない。あ、このモジュールはGithubでソースも公開されているよ」

「まじすか。っていうかさっきからアンタずいぶん上から目線じゃない?」

「え?ダメ?」

「いいけど。別に。じゃあ続けるね。うわー、すごーい。キャー。でもー、標準の機能だと、どこまでできるの?」

「じゃあ、Titanium Studioを起動して『Samples』パネルから『Kitchen Sink』を右クリックして『Import sample as project』を選んでごらん」

「新しいプロジェクト、二人の初めての共同作業…ビルドするのね?こうやって?」

「ああ、すごく素敵だよ」

「見て、起動した!すごく簡単に!」

「ご覧、これがUIコンポーネントの見本、ほら、iOSとAndroidだと微妙にメニューが違うのに気付いたかい?」

「ゲゲェッ、これってクロスプラットフォームじゃねえの?」

「…ときどきキミってすごくワイルドだね。ああ、いくらなんでも全ての機能を共通にするのは無理だったんだ」

「じゃあ、案件とか企画するときは両方のプラットフォームでKitchen Sinkをチェックするのは必須ね」

「うん、そうじゃないと後から『あのー、すんません、これってAndroidだと出来ないんっすよねー』とかアホ面晒して謝りに行かなきゃいけなくなる」

「うふ、あんたにはお似合いよ」

「え?」

Kitchen Sink、Titanium Mobileの機能の見本市。

gitのインストールが済んでいれば、Titanium Studioを起動、画面左下の「Samples」パネルから『Kitchen Sink』を右クリックして『Import sample as project』を選択します。新規プロジェクトの作成画面になりますので、Project Nameを(既に作成済みなら他とかぶらない名前を)入力して、FinishボタンをクリックしたらKitchen Sinkが準備出来ます。gitのインストールはHomebrewをお勧めします(Mac OS Xの場合)。

Kitchen SinkはTitanium Mobileの機能のほとんどをデモしてくれるサンプルアプリです。まずはこれをいじって、どんな機能が実装されているかチェックしてください。それから、ソースコードをみて、それらがいったいどんな風に実装されているか確認しましょう。

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