QA@IT

投稿コンテンツのライセンス変更についてのお詫びとお知らせ

QA@ITの投稿コンテンツの著作権の扱いは、オープン当初からクリエイティブ・コモンズのCC-BY-SA 3.0に準拠するとさせていただいておりましたが、内容に不備があり、ライセンスを変更させていただきました。Webサイトのオープンは2012年5月29日午前11時ちょうどで、投稿コンテンツの著作権に関する規約変更は18時23分です。本来事前にご説明すべきところ、お知らせが事後になったことについて、お詫びいたします。

CC-BY-SA 3.0というラインセンスは、コンテンツのコピーや配布、改変を許可するというオープンソースライセンスにも似た著作物に対するライセンスの1種です。CCの後の記号のような文字は、コピーや配布時の条件を示すもので、BYは著作物の帰属を明らかにすること、そしてSAはShare Alikeの略で、もしCCライセンスに従って改変し、それを配布する場合にはCCライセンスか、類似するライセンスを採用すること、という条件を示しています。

ユーザー参加型サイトでは、投稿コンテンツの著作権は投稿した時点で運営企業に帰属するという形態になっているところが少なくありません。しかし、われわれはQA@ITを提供するにあたって、情報をわれわれのサイトでせき止めるようなことをしたくないのです。むしろ情報が流通するハブになりたい、というのがCCライセンス採用の背景です。

さて、BYのところは権利者の帰属を明らかにせよとなるところなのですが、当初、著作権についてご説明するページでは、以下のようになっていました。

QA@ITに対してユーザーが投稿する質問、回答、コメントは、全てクリエイティブ・コモンズ3.0 BY-SAに従うものとします。つまり、投稿コンテンツのコピー、配布は自由です。

ただし、著作者表示として、

  • QA@IT
  • 投稿者

の名称を、コンテンツを引用した同一ページへ表示してください。できれば、元のコンテンツへのリンクもお願いします。

上記の説明には2つ問題がありました(ご指摘いただいた方々に感謝いたします)。

1つは、QA@ITが著作人格権の一部を保持するかのような誤解を与える表現になっていることです。CCライセンスのBYは投稿者の権利に関するもので、QA@ITというプラットフォームは関係ありません。

もう1つ、著作隣接権の扱いが不明確でした。QA@ITでは、投稿コンテンツはほかのユーザーによる編集が可能です。編集作業の成果は、著作隣接権で保護される権利です。もし、原著作者の名前への言及などが必須であるならば、編集によってコンテンツ作成に寄与した人に対しても同様に帰属を明らかにするべきではないか、ということです。

以上2点を鑑みて、投稿コンテンツの著作権についての説明を以下のように変更いたしました。

QA@ITに対してユーザーが投稿する質問、回答、コメントは、全てクリエイティブ・コモンズ3.0 BY-SAに従うものとします。つまり、投稿コンテンツのコピー、配布は自由です。

ただし、著作者表示として、投稿者、編集者の名称をコンテンツを引用した同一ページへ表示してください。できれば、引用元としてQA@ITの名称とコンテンツへのリンクもお願いします。

1つ補足いたします。編集機能は実装されていますが、今のところ編集履歴を見る手段がありません。(2015/06/04 訂正)このことも、著作人格権や同一性保持権、そして何よりも投稿してくださる皆さまの心情を考えると、至らない点となっております。いきなり編集されて編集履歴が見えないのはあり得ないことだと、運営チームも考えています。ベータテスト期間中には気心の知れた利用者が中心だったために、編集し合うことでよりよいコンテンツになるのはやはり正しいことだと無邪気に信じ、こうした、当然起こり得る違和感に気付くのがあまりに遅れました。

このため、差分表示機能の実装を一刻も早く進めると同時に、当面、編集機能は自分が投稿した質問・回答のみで可能とさせていただきます。コンテンツの投稿や編集で貢献してくださる方々にとって不明な点がなくなった時点で、改めて編集機能をご案内いたします。

CCライセンスという、これまでメディア企業として採用したことがないライセンスとしたことで、大変に拙いご説明と運営となっていることをお詫びいたします。本来であれば、ライセンスの改変ということについて慎重であるべきで、事前にこうしたことをご説明すべきでした。もし今回のライセンス変更にご同意いただけない場合は、お手数ですが退会処理(画面右上のアカウント設定→画面左下の「アカウントの削除」)をお願い致します。投稿コンテンツについては個別にご連絡いただければ、適宜削除などの措置を取らせて頂きます。こちらからご連絡をお願いします。

QA@ITは実装も運営体制も、まだまだ至らないところだらけです。しかし、開発・運営チームは、QA@ITが必ずITエンジニアの皆さまのお役に立つサイトになれると思って取り組んできましたし、今後も真摯に利用者の皆さまのお声に耳を傾けて改善して参りたいと考えております。重ねて、不手際があったことをお詫びし、今後ともQA@ITのご利用をよろしくお願い申し上げる次第でございます。

@IT編集部 副編集長 西村賢 (運営チームを代表して)
2012年5月30日 0時20分に掲載